Confluence 3.4 アップグレード ノート

2010-10-14 (Thu)  •  By 伊藤  •  ドキュメント  •  Confluence アップグレード ノート 翻訳

今回の記事は、Confluence 管理ドキュメント「Confluence 3.4 Upgrade Notes 」の弊社翻訳版です。原文と差異がある場合は、原文の内容が優先されます。

アップグレード ノート

Confluence 3.4 へのアップグレードに関する重要な注記を以下に示します。このリリースの新機能や改善点の詳細については、「Confluence 3.4 リリース ノート」を参照してください。

マクロ ブラウザーにおけるユーザー マクロの表示

リリース ノートに記載されているとおり、Confluence マクロ ブラウザーおよびオートコンプリートで、その他のマクロ同様、ユーザー マクロが表示されるようになりました。お使いの Confluence サイトですでにいくつかのユーザー マクロを使用している場合、Confluence 3.4 へのアップグレードの際、アップグレード タスクはすべての既存のユーザー マクロをシステム管理者のみに表示するように設定します。

アップグレード完了後、必要に応じてそれぞれのマクロをすべてのユーザーに表示させるどうかを設定する必要があります。「ユーザー マクロの記述」を参照してください。

Confluence が Crowd と統合している場合は Crowd 2.0.7 へのアップグレードが必要

お使いの Confluence インストレーションを Atlassian Crowd と統合させてユーザー管理やシングル サインオンを行っている場合、Confluence 3.4 へのアップグレードの際には Crowd 2.0.7 へのアップグレードが必須です。また、Confluence 3.4 に関して、CONFLUENCE-INSTALLATION/confluence/WEB-INF/classes/seraph-config.xml ファイルにて新たに Seraph 認証システムの指定が必要です。

<authenticator class="com.atlassian.crowd.integration.seraph.v22.ConfluenceAuthenticator"/>

Seraph 認証システムの設定の更新も含めた詳細な手順については、「Crowd 統合ガイド 」の指示に従ってください。Crowd をアップグレードしない場合に発生する問題の症状については、ナレッジ ベースの記事 をお読みください。なお、Crowd 2.0.7 のリリース ノートは こちら です。

パスワードの確認を無効にするための設定オプション (カスタム認証を使用している場合に便利)

このセクションは、Confluence インストレーションでカスタム認証メカニズムを使用している場合に関係があります。

管理操作、メール アドレスの変更、およびログイン失敗時の CAPTCHA など、パスワード認証が必要な Confluence のセキュリティ対策で問題に遭遇するかもしれません。

必要に応じて、password.confirmation.disabled システム プロパティを設定し、パスワード認証機能を無効にすることが可能です。この構成オプションは、課題 CONFSERVER-20958 の回避策として用意されています。

従来の “ログイン情報をこのコンピューターに保存 (Remember Me)” Cookie の無効化

Confluence の “ログイン情報をこのコンピューターに保存 (Remember Me)” 機能のセキュリティが強化されました。この変更の結果、お使いの Confluence インストレーションをアップグレードした後は、従来の “ログイン情報をこのコンピューターに保存 (Remember Me)” Cookie が無効になります。アップグレード後に Confluence へユーザーが最初にアクセスした際、通常通りログインを促されます。

Oracle 10g および Safari 3/3.1 のサポート終了

以前お知らせしたとおり、Confluence 3.4 以降、弊社は以下の製品をサポートしません。

  • Oracle 10g
  • Safari 3 および 3.1

Confluence に関するサポート終了のお知らせ 」をご覧ください。

PostgreSQL 8.1 および Firefox 3.0 のサポート終了に関する事前通知

  • Confluence 3.5 での PostgreSQL 8.1
  • Confluence 3.5 での Firefox 3.0

Confluence に関するサポート終了のお知らせ 」をご覧ください。

Clickr テーマおよび左ナビゲーション テーマの Confluence への同梱廃止

Confluence 3.2 では、ドキュメント テーマとイージー リーダー テーマの 2 つの新しいテーマが導入されました。それと同時に以下の 2 つのテーマが廃止予定であることもお知らせ済みです。

廃止予定のテーマ解説推奨する代替
Clickr テーマFlickr のユーザー インターフェイスからアイデアを得たものです。Confluence コンテンツはページの中央に配置されます。イージー リーダー テーマ
左ナビゲーション テーマこのテーマは画面左側にナビゲーション バーを表示します。ドキュメント テーマ

以下の点にご注意ください。

  • 今後、Clickr テーマおよび左ナビゲーション テーマは Confluence に同梱されません。また、Confluence 3.4 以降、サポート対象外です。
  • お使いの Confluence インストレーションを Confluence 3.4 へアップグレードする際、アップグレード処理は自動的にスペースを以下のテーマへ移行します。
    • 左ナビゲーション テーマを使用しているスペースはドキュメント テーマに変換されます。
    • Clickr テーマを使用しているスペースはイージー リーダー テーマに変換されます。
  • スペースの移行を実行したくない場合、Confluence を以下の JVM パラメーターで起動し、スペース テーマの変換を防止してください。
    -Dconfluence.theme.skip.migration=true
    アップグレードの際、お使いの Confluence サイトから左ナビゲーションおよび Clickr テーマが削除されます。しかし、上記パラメーターを指定した場合、スペースは引き続きこれらのテーマを使用します。アップグレード後、左ナビゲーションおよび Clickr テーマを Atlassian プラグイン エクスチェンジからダウンロードし、インストールしてください。これにより、スペースは引き続きこれらテーマを使用できます。これらのテーマを再インストールしない場合、影響を受けるスペースには既定のテーマが適用されます。
  • アップグレード処理でスペースを新しいテーマへ変換した後、以前のテーマへ戻すことにした場合、アップグレード処理の際に出力された Confluence ログが役に立ちます。ログには SQL クエリが含まれており、それを実行することでテーマの移行を元に戻すことが可能です。
    2010-08-05 15:13:22,572 INFO [main] [confluence.upgrade.upgradetask.ClickLeftNavMigrationUpgradeTask] doInTransaction To rollback the migration of spaces with Left Navigation Theme theme execute the following SQL:
    update BANDANA set BANDANAVALUE = 'n  n    theme.keyn    com.atlassian.confluence.themes.leftnavigation:leftnavigationn  n' where BANDANACONTEXT in ('~SPACE-KEY1', 'SPACE-KEY2', 'SPACE-KEY3') and BANDANAKEY = 'atlassian.confluence.theme.settings'
    
    2010-08-05 15:13:22,573 INFO [main] [confluence.upgrade.upgradetask.ClickLeftNavMigrationUpgradeTask] doInTransaction To rollback the migration of spaces with Clickr theme execute the following SQL:
    update BANDANA set BANDANAVALUE = 'n  n    theme.keyn    com.atlassian.confluence.themes.clickr:clickrn  n' where BANDANACONTEXT in ('SPACE-KEY4', 'SPACE-KEY5', 'SPACE-KEY6') and BANDANAKEY = 'atlassian.confluence.theme.settings'
    
    “~SPACE-KEY1” や “SPACE-KEY2” などの単語は変換されたスペースのキーを表します。SQL 命令を実行し、左ナビゲーションや Clickr テーマをインストールした場合 (以下参照)、そのスペースはアップグレード タスクを実行した時点の状態になります。
  • Confluence 3.4 へのアップグレード後に XML バックアップからスペースを復元した場合、そのスペースは新しいテーマへ移行されません。別のテーマを手動で適用してください。「スペースへのテーマの適用」を参照してください。左ナビゲーションおよび Clickr テーマを引き続き使用したい場合、これらのテーマを Atlassian プラグイン エクスチェンジからダウンロードし、インストールすることができます。

プラグイン レポジトリ マクロの動作無効化

いくつかのマクロは外部使用を想定していません。したがって、それらを Wiki ページへ追加しないことをお勧めします。言うまでもなく、Confluence サイトによってはいくつかのページがこれらのマクロを含んでいる可能性があります。これらのマクロは Confluence 3.4 以降で動作しないことにご注意ください。これらは、新しいプラグイン マネージャーに置き換えられたプラグイン レポジトリの一部です。

今後動作しないマクロは以下のとおりです。

  • {repository-plugin}
  • {recentlyupdated-plugins}
  • {popular-plugins}
  • {download-stat}
  • {confluence-status}
  • {plugin-status}
  • {plugin-repository}
  • {plugins-supported}

スペースの説明における Wiki マークアップのレンダリング無効化

スペースの説明では Wiki マークアップがレンダリングされないことにご注意ください。スペースの説明に Wiki マークアップが含まれている場合、そのマークアップはテキストのみを表示します。

アップグレードの手順

注意 : テスト環境を先にアップグレードしてください。従来どおり、テスト環境でアップグレード版を評価してから実稼動環境をアップグレードしてください。

すでに Confluence を稼動している場合、以下の指示にしたがって最新バージョンへのアップグレードを行ってください。

  • アップグレードの前に、Confluence ホーム ディレクトリ およびデータベースのバックアップを作成することを強くお勧めします。 Confluence サイトのバックアップについては、マニュアル を参照してください。外部データベースを使用している場合、データベース バックアップを実行してください。
  • 現在お使いの Confluence のバージョンが 3.3.x 以前の場合、アップグレード ノート概要、およびそのページに記載されている Confluence の各バージョンに関するアップグレード ノートを参照してください (それぞれのバージョンのアップグレード ノートへのハイパーリンクがあります)。そ例外にも以下の点にご注意ください。
    • Confluence 2.1 以前からのアップグレードの場合、「Confluence 2.2 リリース ノート」をお読みください。
    • Confluence 2.2 以前からのアップグレードの場合、まず、Confluence 2.7.x へのアップグレードが必要となります。このアップグレードの成功を確認した後、バージョン 2.7.x から最新バージョンへ再アップグレードしてください。詳細については、CONFSERVER-11767 を参照してください。
  • 最新バージョンの Confluence を ダウンロード します。
  • 「アップグレード ガイド」の解説に従ってください。

その他の既知の問題の確認と Confluence のアップグレードに関するトラブルシューティング

上述の手順を行ってお使いの Confluence インストレーションのアップグレードした後、Confluence アップグレード後チェックリストのすべての項目において問題がないことを確認してください。おかしい項目がある場合、Confluence の既知の問題を確認してください。そして、以下のトラブルシューティングをお試しください。

  • 既知の問題を確認してください。Confluence 最新版のリリース後に問題が発見されることがときどきあります。その場合、弊社は Confluence ナレッジ ベース上に既知の問題に関する情報を掲載します。ナレッジ ベースのトップ ページ上の Confluence 3.4 に関する既知の問題を確認し、その後、必要な修正プログラム適用のための説明に従ってください。
  • Confluence のアップグレードの際に問題が発生した場合、Confluence ナレッジ ベース上でアップグレードのトラブルシューティングを参照してください。
  • アップグレードの際に問題が発生して、かつ解決できない場合、サポート チケットを作成してください。弊社エンジニアがお助けします。

関連項目


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