Atlassian JIRA アプリケーションと Git サーバーとの連携

2015-12-02 (Wed)  •  By 伊藤  •  活用のヒント  •  Bitbucket Git Integration for JIRA JIRA Core JIRA Service Desk JIRA Software

はじめに

アトラシアン JIRA アプリケーションは、課題管理やプロジェクト管理など、さまざまな使い方ができます。また、JIRA アプリケーションと開発ツールとを連携させることで、コミット情報やビルド結果を JIRA アプリケーションの画面上で確認することもできます。最近よくお問い合わせをいただくのが、JIRA アプリケーションとバージョン管理システムの Git を連携するシナリオです。そこで本記事では、JIRA アプリケーションと Git を連携するためのアドオン、Bigbrassband Git Integration Plugin for JIRA をご紹介します。

JIRA アプリケーションと Git サーバーとの連携方法

一般に JIRA アプリケーションと開発ツールとを連携する場合、以下の方法が考えられます。

  1. DVCS コネクター アドオンを利用する
  2. JIRA FishEye/Bitbucket Server アドオンを利用する
  3. アプリケーション リンクを利用する
  4. サードパーティ製アドオンを利用する

JIRA Software の場合は上記のいずれの方法も利用可能ですが、JIRA Core や JIRA Service Desk をお使いの場合は注意が必要です。

まず、現時点 (2015/12/01) では JIRA Core および JIRA Service Desk には上記 1) および 2) のアドオンがバンドルされていません。これらアドオンをアトラシアンのプラグイン ライブラリである、アトラシアン マーケットプレイスからダウンロードすることはできます。しかし、いずれも JIRA Core および JIRA Service Desk に対応したバージョンは提供されていません。

また、上記 3) のアプリケーション リンク機能ですが、この機能を利用して JIRA アプリケーションと接続できる Git サーバーは Bitbucket Server のみです。しかし、その場合でも JIRA アプリケーションは Git サーバーからコミット情報を取得することはできません。 (注 : Bitbucket Server 4.2 でスマート コミット機能に対応しました) それ以外の Git サーバーの場合、このアプリケーション リンク機能を利用して接続することができません。つまり、JIRA Core や JIRA Sevice Desk の場合、アプリケーション リンク機能も候補から外れます。

したがって、JIRA Core や JIRA Service Desk をお使いの場合、上記 4) のソリューションに頼ることとなります。そのひとつが今回取り上げる、米国 Bigbrassband 社が開発販売している JIRA アプリケーション用アドオン Git Integration Plugin for JIRA です。

Bigbrassband Git Integration Plugin for JIRA を選択するメリット

JIRA Core と JIRA Service Desk にも対応

現時点 (2015/12/01) の最新版 2.6.34 では JIRA 6.0 から JIRA 7.0.3 に対応しています。JIRA 7.0.x の場合、JIRA Core、JIRA Software、および JIRA Service Desk のいずれにも対応しています。

サポート対象となる Git サーバー製品とプロトコルが豊富

Bigbrassband Git Integration Plugin for JIRA が対応する Git サーバー製品は、以下のとおりです。

  • Beanstalk
  • GitHub
  • BitBucket/BitBucket Server (旧製品名 Stash)
  • Git-scm (Windows OS のみ)
  • GitLab
  • Gitolite
  • Gerrit
  • GitBlit Team Foundation Server

また、JIRA アプリケーションと Git サーバーを接続する際、以下のさまざまなプロトコルを利用可能です。

  • Git プロトコル
  • HTTP
  • HTTPS
  • SSH (SCP スタイル)
  • SSH
  • ローカル パス
  • ネットワーク共有

Bitbucket (Server) でもスマート コミットを利用可能

スマート コミットを利用することでソース コードと JIRA 課題とを関連付けることができます。関連付けられた JIRA 課題の閲覧画面にはコミット情報が表示されるようになります。また、このスマート コミットを活用することで、コミットの際に関連する JIRA 課題のステータスを変更することも可能です。

ところが、BitBucket (Server) 4.1 (旧製品名 Stash) と JIRA アプリケーションとの連携では、この便利なスマート コミット機能を利用できません。詳細については、以下の機能改善リクエストを参照してください。

しかし、Bigbrassband Git Integration Plugin for JIRA を使うことでスマート コミットも使えるようになります。

まとめ

JIRA アプリケーションと Git サーバーとを接続する場合、この Bigbrassband Git Integration Plugin for JIRA は非常に有用です。特に Bitbucket (Server) と連携させる場合、スマート コミット機能にも対応しているため、JIRA Software をお使いのユーザーも導入を検討する価値があるでしょう。

参考


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