Confluence 6.5 アップグレード ノート

2017-11-02 (Thu)  •  By 伊藤  •  ドキュメント  •  Confluence アップグレード ノート 翻訳

本記事は、Confluence 管理ドキュメント「Confluence 6.5 Upgrade Notes 」の弊社翻訳版です。原文と差異がある場合は、原文の内容が優先されます。

このページには、Confluence 6.5 へのアップグレードに関するいくつかの重要な事項が記載されています。本リリースの新機能と改善点については、「Confluence 6.5 リリース ノート」を参照してください。

アップグレード ノート

Confluence 6 はメジャー アップグレードです : Confluence 5.x からアップグレードを行う場合は、以下のアップグレード ノートを熟読してください。また、完全バックアップを作成し、非本番環境でアップグレードのテストを行ってから実稼働環境をアップグレードしてください。

SQL Server ドライバーの更新

Confluence 6.4 で言及したとおり、オープンソースの Microsoft SQL Server 用 jTDS Driver から公式の Microsoft SQL Serve 用 JDBC Driver への置き換えを行っています。すべての新規インストレーションは Microsoft SQL Serve 用 JDBC Driver を使用しています。

Confluence 6.5 にアップグレードする場合、現時点では特に行うことはありません。同梱されている jTDS ドライバーを引き続き使用できます。今後のリリースにおいて Microsoft ドライバーへの移行をお手伝いします。

公式の Microsoft SQL Serve 用 JDBC Driver を今すぐ使用した場合は、この ナレッジベース記事 を参照して切り替え方法を確認してください。

セットアップ ウィザードに関する変更

セットアップ ウィザードのデータベース構成ステップに大幅な変更が適用されています。既存インストレーションには影響はありません。しかし、新規インストレーションには、以下の影響があります。

  • セットアップ ウィザードにおいて、非サポートのデータベースやカスタム データベースのドライバーを指定できなくなりました。
  • データソース接続を使用するオプションは利用できません。Tomcat 構成 (server.xml 内) でデータソースをすでに追加済みの場合は除きます。

Synchrony 用の起動/停止スクリプト (Data Center のみ)

Windows および Linux で Synchrony を起動/停止するスクリプトが提供されています。これらスクリプトは Synchrony スタンドアロンの実行をとても容易にします。新しいスクリプトは Confluence の <install-directory>/bin/synchrony ディレクトリに含まれています。このスクリプトを Synchrony ノードに移動します。

すでに Synchrony for Data Center を稼働している場合、引き続き起動コマンド (または独自のスクリプト) を使用して Synchrony を開始できます。弊社のスクリプトに切り替えることもできます。

Confluence Data Center を Linux 環境で稼働している場合は、Synchrony をサービスとして実行するオプションが用意されています。

環境に合わせてスクリプトをカスタマイズする方法については、「Configuring Synchrony for Data Center 」を参照してください。

Synchrony の更新

今回のリリースでは Synchrony が更新されています。Confluence Server を使用している場合、何もする必要はありません。Confluence Data Center を使用している場合、Confluence 6.5 に用意されている synchrony-standalone.jar を使用して Synchrony を実行することで最新アップデートを取得できます。

添付ファイルのインデックス処理の改善

ファイルが Confluence にアップロードされた際、そのテキストは抽出され、インデックス処理されます。これにより、ユーザーはそのファイルのファイル名だけでなく、コンテンツも検索できます。これはメモリをかなり消費する処理で、ユーザーによってはメモリ不足エラーを引き起こしていました。

添付されたファイルと共に、この抽出したテキストはファイルシステム内に保管されるようになりました。ファイルの新しいバージョンがアップロードされた時にのみコンテンツの抽出が行われ、1 つ前に抽出されたファイルを置き換えられます。

抽出されたテキストを含むファイルのサイズは極めて小さいのですが、添付ファイル ディレクトリ内のファイルの数は徐々に増えていきます。ホーム ディレクトリ (Data Center インスタンスの場合は共有ホーム ディレクトリ) が利用可能な容量を増やす必要があるかもしれません。また、バックアップ戦略の追加ファイルを検討してください。

Linux 環境で Confluence を稼働しており、かつ、ディスクの空き容量が十分にあるにも関わらずディスク領域エラーが発生する場合は、 inode (ファイルシステムに保存されるファイルやディレクトリなどのエンティティの最大数) の総数を超過している可能性があります。これは「‘Not enough space on disk’ errors in Confluence 6.5 or later when disk space is available 」を参照してください。

上位テーブルで問題が検出された際の権限処理の改善

Confluence では、ページの閲覧制限は親ページから継承されます。このふるまいはデータベース内の上位テーブルに依存しています。

Confluence 6.5 以降、ユーザーがページにアクセスを試みた際、その親ページに関する上位テーブルに不明なエントリがある場合はそのページへのアクセスはブロックされ、エラーが記録されます。これにより、ユーザーが本来閲覧できないはずのページを不用意に表示することを防止します (継承された閲覧制限を特定できないため)。

上位テーブルにすでに存在する破損を懸念する場合、アップグレード直後にその上位テーブルをリビルドできます。これにより、ユーザーが本来閲覧できるはずのページが表示されなくなることを防止できます。「Rebuilding the Ancestor Table 」を参照してください。

アップグレード後の構成ファイルの更新

server.xmlsetenv.bat / setenv.sh、および confluenceinit.properties などの構成ファイルのコンテンツは、時折変更されます。

アップグレードの際、これらファイル (プロキシ構成、データーソース、JVM パラメーターなど) へのすべての追加を 手動で再適用 することを推奨します。それらファイルを既存インストレーションから取得したファイルで上書きしないでください。さもないと弊社が適用した改善点を失うことになります。

Confluence 5.x からのアップグレード

共同編集は Synchrony を利用して実現しています。Confluence サーバーをインストールする際、Synchrony はサーバー上の別プロセスとして実行するように構成されます。

Confluence 5.x からアップグレードを行う場合、注意すべき点がいくつかあります。

  • メモリおよび CPU : 以前の Confluence リリースに比べ、サーバーにより多くのリソースを割り当てる必要があります。Confluence をインストールした際、Synchrony (共同編集に必須です) はサーバー上の別プロセスとして実行するように構成されます。Synchrony の最大ヒープ サイズの既定値は 1GB です (Confluence の要件とは別です)。
  • WebSockets : 共同編集は WebSockets で最適に動作します。お使いのファイアウォール/プロキシが WebSocket 接続を許可するように設定してください。
  • SSL Termination : SSL はロード バランサー、プロキシ サーバー、またはゲートウェイで終了するように設定します。その理由ですが、Synchrony は HTTPS の直接接続をサポートしていません。
  • データベース ドライバー : 必ずサポート対象のデータベース ドライバーを使用してください。サポート対象外、またはカスタム JDBC ドライバー (または JNDI データベース接続の場合は driverClassName) を使用している場合、共同編集はエラーを引き起こします。サポート対象のドライバー一覧については、「Database JDBC Drivers 」を参照してください。
  • データベース接続プール : Confluence と Synchrony の両方をサポートするために、お使いのデータベースに十分な接続を許可します (最大プール サイズの既定値は 15)。

インフラストラクチャの変更

開発者の方へ

変更に関する詳細については、「Preparing for Confluence 6.5 」を参照してください。

サポート終了のお知らせ

  • 弊社はオープンソースの Microsoft SQL Server 用 jTDS Driver から公式の Microsoft SQL Serve 用 JDBC Driver への置き換えを行っています。Confluence は jTDS ドライバーのサポートを Confluence 6.6 で終了します。その時にはマイクロソフト製のドライバーに切り替える必要があります。
  • JUnit レポート マクロのサポートは Confluence 6.6 で終了となります。このマクロは将来のバージョンでは完全に削除されます。

詳細については、「End of Support Announcements for Confluence 」を参照してください。

既知の問題

アップグレード手順

注意 : 先にテスト環境をアップグレードしてください。テスト環境でアップグレードを行った後、本番環境での作業を行ってください。

すでに Confluence をお使いの場合、以下の指示に従って最新バージョンにアップグレードしてください。

  1. 歯車アイコン > 一般設定 > サポート ツール > ヘルス チェック の順に移動し、ライセンスの有効性、アプリケーション サーバー、データベース セットアップ、その他を確認します。
  2. アップグレード前にインストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、ならびにデータベースのバックアップを作成することを強く推奨します。
  3. お使いの Confluence がバージョン 6.3 よりも古い場合、そのバージョンと最新バージョン間の すべてのリリース に関する リリース ノートとアップグレード ノート を参照してください。
  4. 最新バージョンの Confluence を ダウンロード します。
  5. アップグレード ガイド の指示に従います。

Confluence アップグレードに関する既知の問題とトラブルシューティング

Confluence インストレーションのアップグレードに必要な手順を完了した後、Confluence アップグレード後チェックリスト のすべての項目を確認してください。すべてが想定通りであることを確認します。正しく動作していない項目がある場合、以下の Confluence の既知の問題を確認し、トラブルシューティングを試してださい。

  • 既知の問題を確認する。最新バージョンの Confluenceがリリースされた後に問題が発見されることがあります。その場合、Confluence ナレッジベース に既知の問題として情報が公開されます。
  • コミュニティの回答を確認する。他のユーザーが同じ問題を経験している場合があります。Atlassian Answers 上のコミュニティの回答を確認してください。
  • Confluence アップグレード中に問題が発生した場合。Confluence ナレッジベースの「Upgrade Troubleshooting 」のガイドを参照してください。

アップグレード中に問題が発生し、かつ、それを解決できない場合は、サポート チケット を作成してください。弊社サポート エンジニアがお手伝いします。


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