Jira Software 7.6.x アップグレード ノート

2017-11-16 (Thu)  •  By 伊藤  •  ドキュメント  •  Enterprise Release JIRA Software アップグレード ノート 翻訳

今回の記事は、Jira Software 管理ドキュメント「Jira Software 7.6.x upgrade notes 」の弊社翻訳版です。原文と差異がある場合は、原文の内容が優先されます。

2017 年 11 月 16 日

Jira Software 7.6 へのアップグレードに関する重要な注意事項は以下のとおりです。このリリースに関する新機能および改善点については、「Jira Software 7.6.x リリース ノート」を参照してください。

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Jira Software 7.6 はエンタープライズ リリースです

つまり、重要なセキュリティ、安定性、データ整合性、およびパフォーマンスの問題に対処するために 7.6 が EOL を迎えるまでバグの修正リリースが提供されます。

アップグレードの用意ができた場合

7.2 以降の変更のロールアップについては、「Jira Software 7.6 エンタープライズ リリースの変更ログ 」を参照してください。

アップグレード ノート

修正 : ジョブ ID の重複

Jira 7.6.2 ではジョブ ID の重複に関する問題が修正されています。関連する不具合報告については JRASERVER-64325 を参照してください。

この修正の詳細

アップグレードの最終処理を行っている際、アップグレード タスクはデータベース (clusteredjob テーブル) から重複を取り除きます。clusteredjob_jobid_idx インデックス全体を再作成し、UNIQUE キーワードを追加します。これにより、重複が取り除かれ、再び重複が作成されることを防止できます。

既知の問題

この修正は大部分の環境で機能します。しかし、弊社テスト環境の 1 つで問題が発生しました。我々が重複を取り除いた後、かつインデックスを再作成する前に新しい重複が作成された場合に問題が発生しました。つまり、我々が重複の作成をブロックする前です。このような重複はインデックスの再作成を停止します。

解決策

インデックスが再作成されない場合でもアップグレードが中断したり、作業に大きな影響が出ることはありません (パフォーマンスが低下する可能性はあります)。しかし、以下の手順に従ってインデックスを再作成することを推奨します。

  • データベース内に clusteredjob_jobid_idx インデックスが存在するかを確認します。
  • 存在する場合 : 問題ありません。インデックスは適切に再作成されています。

    存在しない場合 : Server の場合は Jira インスタンスを再起動します。Data Center の場合はノードの 1 つを再起動します。

既知の問題 : アップグレード後に DVCS の実行に失敗する場合がある (Microsoft SQL Server)

>strong>Jira 7.4 を Jira 7.6~7.6.2 にアップグレードした場合、DVCS の実行に失敗する不具合が見つかりました。これは Microsoft SQL Server を使用している環境でのみ確認されています。関連する不具合報告については JSWSERVER-16243 を参照してください。

この問題は Jira 7.6.3 で修正済みです。

優先度スキーム (UI に関する変更)

Jira における優先度の管理方法に大幅な変更が適用されていますが、これら変更は現在の設定に影響を及ぼしません。現在、お使いの Jira インスタンスは優先度のグローバル一覧を使用しています。アップグレード後、これらすべての優先度は既定の優先度スキームに移され、従来通りに動作します。新しいスキームを作成し、それを使用する (プロジェクトに関連付ける) まで、何も変更はありません。

優先度スキーム (API に関する変更)

すべてのユーザーに対してこれらの変更に慣れることをお勧めします。しかし、この変更は Jira 管理者 よりも プラグイン開発者 の方がより重要です。Jira 7.6 では、ユーザー インターフェイス以外で優先度を管理するための API を Jira 管理者は利用できません。

あなたがプラグイン開発者で、かつプラグインに優先度を管理させたい場合、API の変更に関する一覧を確認してください。プラグインが優先度スキームを管理する API が新たに追加されただけでなく、既存の API にも変更が適用されています。これにより、プラグインが非互換となる可能性が高くなっています。 これは優先度スキームが理由です。優先度を管理するための API は変更されていません。しかし、現在の優先度のグローバル一覧が既定の優先度スキームになることに注意してください。したがって、プラグインは優先度自身に関して不正確なデータを取得する可能性があります。

追加された API

プラグインが優先度スキームを管理できるように以下の API が追加されています。

クラス名メソッド シグネチャJavadoc
com.atlassian.jira.issue.fields.config.manager.PrioritySchemeManager FieldConfigScheme createWithDefaultMapping(String name, String description, List optionIds); ドキュメント
FieldConfigScheme updateWithDefaultMapping(FieldConfigScheme fieldConfigScheme, List optionIds); ドキュメント
FieldConfig getFieldConfigForDefaultMapping(FieldConfigScheme fieldConfigScheme); ドキュメント
void delete(FieldConfigScheme fieldConfigScheme); ドキュメント
FieldConfigScheme getScheme(Project project); ドキュメント
FieldConfigScheme getScheme(Long id); ドキュメント
List getAllSchemes(); ドキュメント
boolean isDefaultScheme(FieldConfigScheme fieldConfigScheme); ドキュメント
FieldConfigScheme getDefaultScheme(); ドキュメント
String getDefaultOption(IssueContext issueContext); ドキュメント
String getDefaultOption(FieldConfig fieldConfig); ドキュメント
void setDefaultOption(FieldConfig fieldConfig, String optionId); ドキュメント
List getOptions(IssueContext issueContext); ドキュメント
List getOptions(FieldConfig fieldConfig); ドキュメント
void setOptions(FieldConfig fieldConfig, List optionIds); ドキュメント
void addOptionToDefault(String optionId); ドキュメント
void removeOptionFromAllSchemes(String optionId); ドキュメント
Collection getAllRelatedSchemes(String optionId); ドキュメント
void assignProject(@Nonnull FieldConfigScheme priorityFieldConfig, @Nonnull Project project); ドキュメント
Set getProjectsWithScheme(@Nonnull FieldConfigScheme fieldConfigScheme); ドキュメント
void unassignProject(@Nonnull FieldConfigScheme scheme, @Nonnull Project project); ドキュメント

優先度スキームの作成、更新、および削除に関する新しいイベントが追加されています。

クラス名イベントJavadoc
com.atlassian.jira.issue.fields.config.manager.PrioritySchemeManager com.atlassian.jira.event.issue.fields.config.manager.PrioritySchemeCreatedEvent ドキュメント
com.atlassian.jira.event.issue.fields.config.manager.PrioritySchemeDeletedEvent ドキュメント
com.atlassian.jira.event.issue.fields.config.manager.PrioritySchemeUpdatedEvent ドキュメント

変更された API

いくつかの API は追加オプションを受け取ります。これにより、優先度スキームへの優先度を追加/削除ができるようになります。

クラス名メソッド シグネチャ変更点c
com.atlassian.jira.config.PriorityManager createPriority 優先度を作成するだけでなく、その優先度を既定の優先度スキームに追加します。
removePriority 優先度を削除するだけでなく、その優先度をすべての優先度スキームから削除します。

廃止された API

以下の API は廃止され、新たに PrioritySchemeManager クラスに置き換えられています。

クラス名メソッド シグネチャ置換Javadoc
com.atlassian.jira.config.PriorityManager setDefaultPriority com.atlassian.jira.issue.fields.config.manager.PrioritySchemeManager #setDefaultOption(FieldConfig, String) ドキュメント
getDefaultPriority atlassian.jira.issue.fields.config.manager.PrioritySchemeManager #getDefaultOption(IssueContext) ドキュメント
com.atlassian.jira.config.ConstantsManager getDefaultPriority com.atlassian.jira.issue.fields.config.manager.PrioritySchemeManager #getDefaultOption(com.atlassian.jira.issue.context.IssueContext), or com.atlassian.jira.issue.fields.config.manager.PrioritySchemeManager #getDefaultOption(com.atlassian.jira.issue.fields.config.FieldConfig) ドキュメント

Content-Security-Policy および X-Frame-Options ヘッダー

クリックジャッキング を防止するために Jira は X-Frame-OptionsContent-Security-Policy セキュリティ ヘッダーを各 HTTP 応答に追加します。ヘッダーは iframe 内に埋め込まれたコンテンツをブロックします。これにより、この方法でページを実際に表示させる場合に影響があるかも知れません。Jira からの任意のリソースを他サイト (例 : ダッシュボード) 上に埋め込んだ場合、アップグレード後に動作しなくなる場合があります。これを修正するためには、この機能を無効化するか、もしくは、セキュリティ ヘッダーを受け取らないリソースを選択します。詳細

アップグレード手順

注意 : 最初にテスト環境をアップグレードしてください。テスト環境でアップグレードのテストを行った後、本番環境での作業を行ってください。

Jira をすでに稼働している場合、以下の指示に従って最新バージョンへのアップグレードを行ってください。

  1. アップグレードを行う前にインストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、およびデータベースのバックアップを取得することを強く推奨します。
  2. お使いのバージョンと最新バージョン間の すべてのリリース に関するリリース ノートとアップグレード ノートを読みます。
  3. Jira の最新バージョンを ダウンロード します。
  4. アップグレード ガイド の指示に従います。

以前のバージョンからのアップグレード

  • 7.0 以降

    アップグレード マトリックスを確認してください。複数のバージョンをまたいだアップグレードを行う際に注意すべき既知の問題が記載されています。

  • 7.0 よりも前

    Migration hub 」を参照してください。Jira 7.0 リリースには大規模な変更が導入されています。最初に 7.0 にアップグレードしてから最新バージョンへのアップグレードを行います。


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