セルフサービス統合の高まる人気

2018-03-14 (Wed)  •  By 伊藤  •  活用のヒント  •  ConnectALL セルフ サービス統合 統合プラットフォーム 翻訳

今回の記事は、ゴーツーグループ ブログ (英語版)「The Rising Popularity of Self-service Integration 」の弊社翻訳版です。原文と差異がある場合は、原文の内容が優先されます。

企業におけるセルフサービス統合の人気が急激に高まった理由は何でしょうか? 現代の組織は数多くのアプリケーションやデバイスを扱っています。また、クラウド、モバイル、ビッグ データ、および IoT (モノのインターネット) がもたらすデータ量も膨大です。あらゆるものが自動化や継続化され始めたことにより、この状況はより困難になりつつあります。最大の懸念事項は、これらアプリケーションのいくつかが IT 部門経由で購入されていない場合です。これはガバナンスや監視を一元化する際に問題となります。現行シナリオでは組織はセルフサービス統合を遂行しなければなりません。データ サイエンティスト、パワー ユーザー、およびビジネス ユーザー。理想的なシチズン インテグレーターである彼らはこの考えを受け入れています。

大部分の統合テクノロジーが念頭に置いているのは、ユーザーではなくアプリケーションです。統合を構築するには REST、ESB、SOA、または SOAP に精通するか、もしくは IT 部門に完全に依存する必要があります。それに加え、従来の統合ソリューションは全くスケーラブルではありません。迅速かつセルフ サービス型の統合テクノロジー は現実のものとなっており、かつ 2018 年の統合に関するトップ トレンド のひとつです。費用、ビジネス アジリティの実現と可視性の管理の両立、そしてデータの管理など、ビジネスはセルフ サービス統合が IT にもたらす価値をますます認識しています。

中央統合プラットフォーム上での統合の管理と監視

セルフ サービス統合を活用することで一般ユーザーは直感的な方法でサービスやアプリケーションを接続できます。その際、貴重なリソースを消費することもありません。シチズン インテグレーターは既成のテンプレートを使用して数クリックで独自の統合を構築したり、デプロイしたりできます。IT 部門は統合の構築やその管理といった負担から解放されます。

  • セルフ サービス型の統合で使用される統合ツール、プラットフォーム、またはソリューションにより、ガバナンスとセキュリティを集中化できます。また、統合プロジェクトのバックログを回避することにも役立ちます。
  • 人気のアプリケーション向けの既成の統合テンプレートがビジネス アプリケーションや製品に用意されています。多くの時間を費やして手動で統合を構築する必要はありません。
  • IT 部門は統合の構築やその管理といった負担から解放されます。これはデジタル トランスフォーメーションに向けた付加価値となります。
  • ビジネス要求の品質および一貫性を確保できます。

ビジネス ユーザーがシチズン インテグレーターになることが容易に

人気の調査機関およびアナリストによると、2021 年までに大規模組織の少なくとも 50% は自社の戦略統合インフラストラクチャにシチズン インテグレーター機能を取り入れると予測されています。利用可能なクラウドストリームをカスタマイズしたり、統合方策や事前に既成のフローを適用したりできるため、セルフ サービス型の統合ツールはビジネス ユーザーがシチズン インテグレーターになることを可能にします。

ビジネス ユーザーのテクノロジーに関する知識はますます豊富になってきています。また、以前は IT スペシャリストに依存していたシンプルな統合タスクを自分たちで行うためのセルフ サービス型のアプローチを求めています。例えば、1) プログラミングをあまりもしくはまったく必要としないアプリケーション、セルフ サービス型のデータ準備、CRM システムへの新しいリードのアップロードする。2) 新しいパートナーが資格プログラムにサインアップした際にスプレッドシートをアップデートしたり、ポータルのコンテンツを更新したりする。3) または、会社の Twitter アカウントがダイレクト メッセージを受信した際にソーシャル メディア チームに通知を送信したりする。

セルフ サービス型の統合プラットフォームを使用することでシチズン インテグレーターは自身の作業を自動化できます。また、既存顧客、潜在顧客、そしてパートナーとのより効率的なコミュニケーションの土台を構築することも可能です。コンプライアンス リスクや技術的負債を避けるために、アプリケーション リーダーはビジネス ユーザーと協力をしながら適切なセルフ サービス型の統合ツールを購入することが大切です。これにより、第一線に立つ従業員に対して “自分で行動する (do it yourself)” 能力が与えられます。これは革新を奨励し、さらにはリスクを最小限にとどめることにつながります。

適切なセルフ サービス統合ソリューションを選択する方法

セルフ サービス統合は技術的および文化的な基盤を構築します。この基盤は長期的なビジネス アジリティや情報サイロの橋渡しに必要です。統合に関するアプリケーション リーダーは、セルフ サービスを強化するために 3 種類の補完アーキテクチャ (埋め込み統合、スタンドアロン統合、およびデータ準備) を評価すべきです。理想的なセルフ サービス型の統合プラットフォームは以下を実現します。

  • スペシャリスト、アドホック、およびシチズン インテグレーターなど、あらゆるスタッフをサポートする (シチズン インテグレーターとは、ビジネス ユーザーや顧客など、専門的な IT 経験はないが、テクノロジーに精通した人を指します)。
  • クラウドとオンプレミスのデプロイメント モデルを対象とする。このデプロイメント モデルは IT 部門によるプラットフォーム管理を必要としないものに限る。
  • クラウド、オンプレミスを問わず、ALM、DevOps、およびビジネス システムからの任意のエンド ポイントを結びつける。
  • ユーザーはシンプルな統合フローのライフ サイクルを素早く構成、稼働、および管理できる。
  • 直感的なユーザー エクスペリエンスを提供する。新しい統合フローの作成は定義済みエンドポイントをマッピングするだけである。その際、if/then モデルを使用したり、登録済み統合を構成したりできる。
  • 広範囲、かつ任意の組み合わせのユース ケースに対応する (B2B、アプリケーション、データ、およびプロセス統合)。また、データ同期はほぼリアル タイムで行える。

組織は、チームの自立を支援するために構築された使いやすい統合システムを検討すべきです。その様な統合システムはコーディングを必要しません。したがって、スペシャリスト、アドホック、およびシチズン インテグレーターは専門の技術チームに依存する必要もありません。また、彼らは統合に関する特徴や機能に自分たちでアクセスできます。ハイブリッド統合へのセルフ サービス アクセス可能なユーザーを定義する際、ユーザー エクスペリエンス ポータル経由で容易に行えます。

弊社は適切なセルフ サービス統合プラットフォームの選択のお手伝いをします。貴社の要件をお知らせください。また、セルフ サービス統合に関する次回のブログ記事をお見逃しなく。


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