2018-08-27 (Mon) • By 伊藤 • ドキュメント • JIRA Software リリース ノート 翻訳
2018 年 08 月 27 日
Jira Software 7.12 のリリースをお知らせします。
注目点
その他
最新バージョンに関心がありますか? 有効なソフトウェア保守の更新をお忘れなく。今すぐ更新してください。
このリリースに関する重要な情報については、「Jira Software 7.12.x アップグレード ノート 」を参照してください。また、解決した 課題の全一覧 も参照してください。その他のリリース ノートをお探しの場合は以下を参照してください。
カスタム フィールドはお使いのインスタンスのパフォーマンスに大きな影響を及ぼす可能性があります。特に最適化されていない場合はそれが顕著です。カスタム フィールドをスキャンできるようになりました。Jira は最適化できるカスタム フィールドを強調表示します。
それ以外にも、強調表示されたカスタム フィールドとそれを使用するプロジェクトを閲覧したり、それらの設定を変更したりすることがボタンをクリックするだけで行えます。これら操作は、課題、プロジェクト、そしてカスタム フィールドに保存されている値に影響を及ぼしません。詳細については、「カスタム フィールドの最適化 」を参照してください。
Jira のパフォーマンスを改善し、カスタム フィールド ページを見やすくするためにページネーションが導入されました。カスタム フィールドの長い一覧を閲覧する代わりに、ページ単位でカスタム フィールドを確認できます。また、リンクされたコンテキストと画面は一覧に表示されることはなくなりました。しかし、個別のポップアップ上にハイパーリンクで表示されます。カスタム フィールドをよりすばやく検索するために、このページにクイック検索が追加されています。
Jira 管理者は、歯車アイコン > Fields (フィールド) > Custom fields (カスタム フィールド) の順に操作することでこのページを確認できます。
すべてのユーザーはフィルター機能が大好きです。人気の検索結果をすばやく表示したり、それを他のチーム メンバーと共有したりできるからです。しかし、従来は自分が作成したフィルターを修正することはほぼ不可能でした (もしくは、フィルターの複製が数多く必要でした)。
ユーザーの要望 にお応えして、フィルターに新しい権限が追加されました。自分のフィルターに対して閲覧可能なユーザーと編集可能なユーザーを選択できるようになりました。必要に応じてチーム メンバーはあなたのフィルターに変更を適用できます。最初はそれだけの予定でした。しかし、ダッシュボードはフィルター画面とタブ 1 つしか離れていません。したがって、これら権限をダッシュボードにも追加しました。
開発ツールを Jira Software にリンクしている場合、検索を実行する際にさらに多くのパラメーターを指定できるようになりました。Jira Software 7.9 では高度な検索で開発情報を検索できるようになりました。Jira Software 7.11 ではベーシック検索でも行えるようになりました。そして今回のリリースでは利用可能なパラメーターの一覧が改善されました。
これにより、検索とフィルターをさらに詳細に調整できます。本当に必要な課題をピンポイントで検索できます。
クラスター内の他のノードにインデックス全体をコピーする際に使用する既定の圧縮方法が変更されました。その結果、この処理速度が大幅に改善されています。インデックス全体が他ノードにコピーされるのは、そのノードが初めてクラスターに追加された場合、長期間のオフラインから復活した場合、またはその他の理由で更新が遅れている場合です。従来の既定の方法は、コピー前にインデックスを zip 処理することでした。これは我々の意図よりもかなり長い時間を必要としていました。
具体的な数字を挙げると、5GB のインデックスでは 5 分以上掛かっていた複製時間が 48 秒に改善されています (書き込み速度が 100MB/秒の Amazon EFS 上の共有ホームでテストしました)。その代償として、このサンプル インデックスでは最終ファイル サイズが 2GB から 3GB に増大しています。しかし、それでも今回の変更は価値があるはずです。
ボード上に大量の課題があると Jira の速度低下につながることがあります。このことに心当たりがある場合、Jira をより高速にできるように設定可能になりました。Jira 管理者は、かんばんボード上で Days in column インディケーターを無効にするか、スクラム ボード上でそれを有効にするかを設定できます。カード上に時間を視覚的に表示することは、停滞している課題の管理に役立ちます。しかし、このオプションを無効かすることで Jira のパフォーマンスは改善します。
このオプションを無効化するには、歯車アイコン > Applications (アプリケーション) > Jira Software configuration (Jira Software 構成) の順に操作します
。完了していない課題を新しいスプリントに移動
従来、未完了の課題を含むスプリントを完了した場合は、その課題をバックログや非アクティブなスプリントに移動させることができました。今回、スプリントを完了した後に表示されるダイアグラムで新しいスプリントをできるようになりました (未完了の課題をそこに移動できます)。